浄土真宗の御門徒が喜ばれること
蓮如上人が「御門徒」と呼ばれた理由
浄土真宗の蓮如上人は、寺院の関係者に、門徒を呼び捨てにすることを厳禁し「御門徒」と尊称するようになされました。
なぜでしょう?
「尊い仏縁で、親鸞聖人のみ教えを聞かれる人々は、
如来聖人からお預かりした大切な方々だ。
無上仏(=阿弥陀仏)の御心を正確にお伝えし、
一人残らず、弥陀の浄土に送り届けなければ申し訳がない」
とのお気持ちであったに違いありません。
浄土真宗の住職は、如来聖人より御門徒の方々をお預かりし、親鸞聖人のみ教えをお伝えし、間違いなく阿弥陀仏の浄土へお導きしなければなりません。
また、門徒総代は、御門徒の方々をまとめ、共に阿弥陀仏のお浄土に向かって進ませていただかねばなりません。
全国各地で深刻な門徒離れが問題になっていますが、その本当の原因をハッキリさせて改善すれば、離れるどころか、親鸞聖人の教えを求めて門徒がどんどん集まってくるようになるに違いありません。