「住職に、門徒の声に耳を傾けてほしい」ある門徒総代からの切々たる訴え

 先日、御門徒の方より、匿名希望でメッセージをお寄せいただきました。
 投稿ということでアップいたします。 

 私は3年前から門徒総代を輪番でさせていただいているものです。
 檀家個数30戸余の非常に小さな檀家です。
 総代就任までは(良くないことですが)全くお寺の行事には無関心、無知でした。

 

 前住職は高齢で、入退院を繰り返し、それが主な理由で、引退されました。

  後継者がいなかったため、現在の代務住職になったのですが、檀家には、代務の指名などについて、事前に何の相談もありませんでした。

 

 意中の住職が同組内の別寺にあり、前住職には 代務の指名するときには 総代に事前に言って欲しいと言っておりましたが、どんな事情があったのか、総代には何の連絡もなく、既に住職会での決定事項として、代務住職の決定を受け入れざるを得ませんでした。

 

 代務住職の決定を知らされる前に、たまたま 墓地移転の時期と重なり、その意中の住職にお性根抜き、入れを依頼しました。

 そのことが住職会に知れ、代務住職がいるのに、他の檀家の依頼を受けたということで、その住職はひどく批判されたとのことです。

 

 檀家としては、代務住職の決定を知らず、お勤めを依頼したまでです。

 

 依頼した住職は何も仰いませんでしたので、代務住職決定の時期や、通知の詳細は分かりません。 

 

 最初からそのようなことがあり、その後も、色々トラブルが続いております。

 

 3名いる門徒総代の一人が亡くなり、代務住職にお勤めをしていただいたのですが、法名を、現在の檀家としてではなく、代務住職のお寺の檀家として本山に届けられていました。

 その家の遺族が訂正を依頼したのですが、「もう済んだことやから、ええやないか」と言われるばかり。
 遺族にすれば、門徒総代任期中に、よそのお寺の檀家扱いで法名をもらうなど、心外も甚だしいと悔しがっておりますが、代務住職にはまったく取り合ってもらえません。
 

 

 また、そのお葬式の際にもトラブルがありました。
 当家の親戚の里から住職を呼んでおり、導師である代務住職に前夜の挨拶の連絡がなかったと、遺族、親戚の面前で恫喝、土下座までさせました。
 住職同士のマナーの問題でしょうが、遺族の面前でヤクザのような物言いでやることではないはずです。
 

 

 その後、檀家内で 別のお葬式がありました。
 遺族は祭典場と斎場を先ず予約し、それから当代務住職に連絡を入れました。
 そうしますと、その時間は都合が悪いから 祭典場、斎場の時間の変更をするように言われました。
 順序として、住職に先ず連絡するのがあるべき順序といわれればその通りなのかもしれませんが、親が急逝した遺族を叱りつけ、「住職がいなければお葬式はできないんだぞ」と捨て台詞を吐いて帰ったと聞きました。
 代務住職を決定した時には、
『代務住職が自分のお寺のお勤めで時間がとれない時は、責任をもって 組内の他住職に頼んでくれる』
という約束でしたが「遺族が順序を間違えたことが悪い」の一点張りでした。

 

 お通夜のお勤め、お髪剃り、法名をいただくところまではこの代務住職にしていただいて、そのあとお葬式の時間でもめたということでした。
 遺族は、代務住職の言葉に感情的になり、祭典場の懇意にしているお寺さんを紹介していただき、葬式を勤めてもらいました。
 そのお寺さんは別の組に本坊があり、祭典場近所には支坊がありますが、本山には無届けで、いわば もぐりのお寺さんとのことです
 そのことを知った組は「檀家さんが、そのような お寺にお勤めをしてもらうことはあってはならないこと」とのことですが、遺族は、代務住職の顔も見たくない状態で、今後の逮夜は、副組長さんがお勤めをすることで、納得していただきました。

 その他、細々したことは いい始めたらキリがありませんが、問題は 代務住職の傍若無人とした態度と口の悪さです。 組長さんたちにいくら言っても「口は悪いが根は悪い人ではないから」と言って、真剣な対応は期待できません。
 檀家内では、そんな代務住職の態度の悪さは知られており、月忌をお願いしたい家はありますが「あの住職では嫌だ」という家ばかりで、月忌はストップしています。
 

 

 代務住職就任直後の話では、
「お寺ごとにやり方は異なる。代務住職としては自分のやり方でやるが、あなた方のやり方で要望があれば言ってくれれば合わせないことも無い」
ような言い方でしたが、何を言っても、とにかく問答無用で聞いていただけません。

 また、法事で10分少々のお経で終わられたり、お経の本を忘れてきたりされたら、本当にがっかりします。
 この件も、組長に訴えても、こちらの檀家のお年寄りが昔からのやり方を意味もわからずに是としているだけで、代務のやり方は特に問題ないと、聞き入れていただけません。
 誰が聞いても問題だから訴えているのに、本当に残念です。 
 

 

 このような状況を打破するには 正住職を探せばよいのですが、30数戸の檀家では、専従では生活できず、今まで何人か当たりましたが、経済面での問題がネックになり、見つかっておりません。
住職としての収入を当てにしなくても良い状況の方が見つかるまでは何ともならない状態です。

 

 私の家も今年 母親の17年の法事がありますが、正直 今の代務住職にはお勤めをお願いすることを迷っています。

 恐らく気分の悪い思いをするだろうと思うと気が重いです。
 さりとて、他寺の住職にお願いすることもできません。
 いっそのこと、住職抜きで 法事を行うことも考え始めています。

 

 非常に 冗長な文章になり 申し訳ありません。
 このような状況にありますが、ご意見、アドバイス、(打開策があれば一番ありがたいのですが)お願いできましたら、幸甚です。

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コメント: 5
  • #1

    ひまわり (日曜日, 28 10月 2012 23:34)

    大変お困りのようですね。今の住職は、昔の住職と違い、お金儲けに走っている方が増えてきました。バカでも坊主になれますからね。茨城県筑西市寺上野にある、金泉寺と言うお寺もバカ坊主で困ってます。この坊主は、年忌法要三分15万円です。ヤクザよりひどいですよ。
    この際、離檀してしまうか、今の世代宗派に拘りある方は少なくなってきたので、他のお寺さんに相談行ってみてはいかがですか。

  • #2

    親鸞聖人泣きます (木曜日, 27 6月 2013 10:59)

    苦言を申す門徒を誹謗する。同門僧侶の通夜の席で芸子遊びを自画自賛する。僧籍者とは名ばかり
    坊主も人の子身銭で有れば何でもOK(馬鹿な擁護派)
    本山は集金マシン(僧侶)養成所、自浄能力無し
    そら宗教離れ増えるよ。

  • #3

    他宗派かもですが (日曜日, 30 6月 2013 20:47)

    宗教法人のお寺なら、多分、寺院規則があります。責任役員は何人で、住職の選定、それに口をだせる人がいるはずです。
    誰かを調べてみるのから始めては?
    寺院規則は住職が無視して良いものでも無く、勝手にやるのは規則違反をしたことになり、たぶん県か市に届けもしてあるので、代務を辞めさせるか、できなくとも、あまり勝手にやるのはとくさくではないと
    考えることをさせれるのではないでしょうか。もしかしたら、民事で裁判できるかも、宗派に事態を伝えて注意されるかもしれません。何分、状態も、宗派もどこのお寺かも分からないので、一応ですが、打開策に役立てればいいのですが…。
    ちなみに、私は元々はただの一般家庭の出ですが、寺に嫁にきて、会議に参加させていただき、こういった規則なんかを知りました。お寺を、仏様を大切に思う方が、こんな裏切り方をされるのは辛いです。
    早く、支え合える住職がきちんと来られると良いですね。

  • #4

    やーん (日曜日, 08 3月 2015 18:50)

    そんな寺やめた方がいい。
    バカバカしいよ。

  • #5

    鈴木 修 (月曜日, 09 4月 2018 01:35)

    私は真宗大谷派の末寺に門徒として届けられているようです。昨年の暮れにとつぜん寺番をやれと言われ固辞したが、結局走りなので引き受けました。受けた途端に庫裡の新築工事の話が持ち上がり嘘を並べた説明を聞きました。6年前にも本堂修理で60万円、今度は50万円との説明に多くの者は勇気をもって「突然言われて檀家に打ち出の小づちがあるわけではない」「質素な建物にすればよいと、意見が割れる中で「私は主人を亡くして現在独り身、年金暮らしで精いっぱい暮らしている。出したくてもお金が無い」と泣き声で話したら「私も」「私も」と増えてきました。次の会では門徒衆はお寺に良い中くらい悪いと
    振り分けられるつもりか・・・無いものは払えないに対して
    5年間のローンで良いからと説明する。親父が亡くなって36年間月命日は予定時間を度々変更し、お経を読んだら説話、法話など一切なし布施をつかんだらすぐに退去する。門徒をご門徒同行をご同行と改めた蓮如上人様の足の裏でも舐めさせたい。
    門徒300猶予の数にぬくぬくして、金は檀家に出してもらうときっぱり言う姿に宗教家としての威厳などなかった。